「小規模持続化補助金」公募が今年もはじまりました。
「小規模持続化補助金」は個人事業主や小さな企業が事業の売上アップのために使える補助金です。
補助金とはその目的のためにかかる費用の一部を支給してくれるお金です。
融資とは違い返済する必要はありません。
どういうことに使えるのか
集客や販路拡大、業務効率化をするためにかかる費用を補助します。
<活用事例>
・ホームページの作成・改良
・チラシやパンフレットの制作
・業務効率化のためのシステム導入
・広告掲載
・店舗の改装
・看板設置
・PRイベントの開催
などです。
多くの事業者にとって集客や販路拡大のために必要なものではないでしょうか。
飲食店や美容系サロン、物品販売、サービス業など様々な業種で活用することができます。
どれくらい補助してもらえるのか
補助金はいくらでももらえるわけではありません。もらえる金額の上限がきまっています。
補助の上限は50万円まで、補助率は3分の2までとなっています。
◆ 補助率3分の2とは
【ホームページの制作費として60万円かかる場合】
60万円 × 2/3 = 40万円
全額ではなく40万円が補助してもらえる金額です。
◆ 補助上限50万円とは
【ホームページの制作費として90万円かかる場合】
90万円 × 2/3 = 60万円
3分の2の金額はは60万円となりますが、この場合60万円丸々はもらえません。
補助の上限は50万円なので、50万円の補助金額となります。
50万円を超える場合でも50万円までしか補助金はでません。
しかし小さな事業者にとっては50万円もの補助金が出るというのは大きいのではないでしょうか。
補助金の申請対象者
小規模事業者が対象となっています。個人事業主や従業員数が少ない会社です。業種によって小規模事業者の定義がことなりますので確認してください。
業種 | 従業員数 |
---|---|
卸売業・小売業 | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
サービス業(宿泊業・娯楽業以外) | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
補助金を申請するメリット・デメリット
メリット
① 費用の支出が少なくなるので経済的負担が軽減される
② 集客や売上アップにつながる
③ 経営課題の発見や事業計画の見直しにつながる
デメリット
① 書類作成のための時間と労力がかかる
② 補助金は後払いなので、一時的にでも支払えるお金がないと難しい
③ 自身で頑張っても審査に通らなければ無駄になる
やはり、国の税金で支給されるお金ですから、簡単にもらえるわけではありません。
書類作成も大変ですし、色々と制限がある中で手続きを進めなければなりません。
補助金はそれを活用することでそれぞれの事業が発展していき、経済の活性化や雇用の促進などにつながることを目的としています。
「もらえるならもらおう」「楽してお金をもらいたい」という考えの方は向いていません。
真剣に事業のことを考え補助金の活用を検討しているけど、ひとりではどうしていいかわからないという方はご相談ください。
当事務所では補助金申請のサポートをしています。
「小規模持続化補助金」申請サポート費用
着手金 | 報酬 |
---|---|
5万円 | 成功報酬 5万円 |
表記は税別です。